2014-04-20 23:29 | カテゴリ:その他
    名古屋市のすぐ近くに、弥富市という金魚で有名なところがあるのですが、そこに、日本の水耕栽培のさきがけともなったM式水耕栽培研究所がある、ということは、数年前から聞き知っていました。
    ・・・が、小心者なわたしは、なかなか突撃訪問する勇気もなく、長らく遠巻き?にしていました。

    そんな中、先週末と今週末に縁あってM式水耕栽培研究所を見学にいく機会に恵まれ、はじめてプロとして水耕栽培をしている方の、しかも日本での水耕栽培のパイオニアな方から、そのお話を聞くことができました。

    M式水耕栽培研究所:http://www.gfm.co.jp/

    現在の会長さんでいらっしゃる村井邦彦さんが水耕栽培に目覚めるきっかけになったのは、伊勢湾台風で畑が壊滅的な被害を受けたときだったそうです。なんと1959年。
    浮き草が水面で元気に生き残っているのを見て、同じことが野菜でもできないか?と思い立ち、礫耕栽培からスタートしたのだそうです。

    日本の水耕栽培の歴史は、戦後アメリカの駐留軍が、生野菜を食するために日本中のガラスをかき集めてハウスを作って作ったのがはじまりと聞いていましたが、日本人が自分の手で水耕栽培を始めたのはいつなのか、ずっと分からないでいましたので、こんなに近くにその存在があったというのは、なんというか本当に驚きです。

    わたしにとっては、もはやすっかり身近なものになっている水耕栽培ですが、こうやって企業として大規模に栽培しているところを見るのは初めて。

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    自然光溢れるハウスの中で、すくすく育っている葉野菜たち。

    発泡スチロールの板に定植されているレタスたちは、成長するごとに細長いプールの上を移動していくそうです。
    クリーンルーム+LEDの植物工場と違って、虫もいるし水草も生えているけれど、より自然に近くて暖かい雰囲気です♪
    完全アナログ栽培をしているわたしにとっては、親しみやすい。植物も気持ち良さそうです。

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    肥料による成長差を実験しているそうです。

    M式水耕栽培研究所さんは、各地で万博などのパビリオンの植物展示や、水耕農場や植物工場のプロデュースをしたりしているそうで、いろいろな栽培を試したり、肥料について研究したり、していました。

    わたしは、肥料に関しては本当にアバウトで、おおよそマニュアルに従っていますが、基本的に目分量のいいかげん栽培なので、およそ真似できませんけれど、肥料によってどんな変化が出るのか興味津々です。

    正確さと、観察力、洞察力が必要そうです!!

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    持ち上げて根っこを見せると、周囲から歓声が!

    水耕栽培をしているわたしにとっては、根っこが水中に浮かんでいるのは珍しくない光景ですが、やはりまだまだ一般には認知されていないんだなぁ、とあらためて感じました。

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    上からぶら下げて栽培をしているトマトたち。

    溶液層は頭上にあって、上から枝を垂らしているミニトマトたちです。
    トマトはもともと、地這いして育つ植物だそうなので、下から上へ吊って育てるより自然なのかもしれません。
    上からぶら下げることで、収穫も楽になるのだとか。ブラ下がりつつ、アグレッシブに頭を持ち上げて成長している姿がなんともエネルギッシュです。我が家のトマトなど比較にならないほど太くてしっかりした株に目が釘付けでした。
    この育て方、やってみたいなぁ!!

    M式水耕栽培研究所さんは、農業建築にも造詣が深く、実験用に作った骨組みやドーム型ハウスなどが敷地内にたくさんあります。その中でも、1970年代から80年代に試みられた空気膜構造パビリオンの一部を移設したドームが残っているのを見学できたのが印象的。

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    道なき道を行く、ワクワク感♪

    30年かそれ以上の時をそのままの姿で耐え続けているドーム型ハウス。
    それって、何気に凄いことですよね??
    天井を突き破って中央に育っている木が顔を出していて、宮崎駿の世界そのままです。

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    水耕栽培、農業建築、農業デザイン・・・
    時代がやっと、M式水耕栽培さんの研究してきたことに追いついてきた、といっても過言ではないかもしれません。

    ここでは、実際に水耕栽培で育てた野菜たちを、自分で収穫(発泡スチロールの板から根ごと引っこ抜く)体験ができて、知ってるわたしでも、かなりワクワクします。

    もちろん、いただいた&購入した野菜たち(大葉とバジルとミント)は、自宅に帰って我が家のペットボトルに植え替えました。
    我が家の環境は、M式水耕栽培研究所さんとは比較にならないほど貧弱なので、ちゃんと育つか謎ですが、一つの楽しみになりそうです♪

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    とりあえずペットボトルに差した大葉

    もちろん、これではあまりにもペットボトルそのままなので、この後ちゃんとした装置に加工しましたよ。汗
    根っこが茶色くなってしまっているけれど、復活できるかなぁ。

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    バジルとミントも!(ミントはざっくり刈った後なので汚いです...)

    水耕栽培を広めたい!という思いで、ワークショップしたりキット制作をしたり、いろいろトライしてきましたが、水耕栽培そのものに対する知識はまだまだ浅くて、勉強しなくちゃ、な一日でした。

    またぜひお邪魔して、いろいろお話伺いたいです。


    今年の春夏栽培もがんばるぞー
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